「ARGONAVIS from BanG Dream!」に登場するヴィジュアル系バンド・Fantôme Iris(ファントムイリス)初のデジタルシングル『histoire』が9月25日(金)に配信リリースされた。
今回はFantôme IrisのVo. フェリクス・ルイ=クロード・モンドール役、ランズベリー・アーサーさんにインタビューを行い、Fantôme Iris と楽曲の魅力について語ってもらった。


―デジタルシングル「hisitoire」リリースおめでとうございます。
まずはランズベリーさんの自己紹介をお願いします。

Fantôme Irisのボーカル、フェリクス・ルイ=クロード・モンドール役ランズベリー・アーサーです。
……文字数の圧が凄いですよね、この自己紹介(笑)。


―ランズベリーさんの演じるフェリクス・ルイ=クロード・モンドールはどんなキャラクターでしょうか。ランズベリーさん自身と似ているところや共感できるところがあったら教えてください。

なにもかもをわかっていそうな底知れない凄さを感じさせつつも、変なところで抜けていたりして、格好良さと可愛さが共存した人物だと思います。
フェリクスと似ているかはわからないのですが、昔から『良い意味で貴族っぽい』とか、『良い意味で変わっている』と言われる事が多いので、そういうところは近いのかもしれないです…良い意味で。後は紅茶が好きなところとかも彼と同じですね。


―フェリクスが統べるFantôme Irisは「吸血鬼と人間が共存できる国を建国すること」を目指している、という設定の社会人バンドですが、ランズベリーさんから見たバンドの魅力や、注目してほしいポイントを教えてください。

普段は社会人をしていてバンドマンとしてはもう決してフレッシュな年齢ではないけども、それでも色々な人生経験をしてきたからこそ、今のファントムが生み出す芯のある世界観、大人ならではの良さや安心感があるんじゃないかなと思います。あと、とにかくバンドメンバー全員が仲良くてホッとします(笑)。


―今回リリースされた「hisitoire」はヴィジュアル系らしく煌びやかで耽美的な曲ですが、歌ってみた感想や聞きどころを教えてください。

デジタルシングル内にあるドラマと歌詞が凄くリンクしているんですが、この曲の持つ意味や、ドラマ内で眷属達に向けて演奏している時の彼らの気持ちを想像しながら歌っていたら、ぐっとこみあげてくるものがありました。
是非歌詞や、この曲を演奏している彼らの姿を想像しながら聴いてみて欲しいです。


―2曲目では、シドの「モノクロのキス」をカバーしています。カバーということで、気にした点や難しかった点があれば教えてください。

キーも高く純粋に難しい曲なので、凄く抽象的な表現になってしまいますが『ファントムらしさ』や『フェリクス感』をどう入れようかというのは凄く悩みました。
あとは「モノクロのキス」に関してだけではないですが、あくまでもオリジナル曲ではなくカバーなので、ファントムらしさは入れつつも元の曲を生み出してくださったアーティストの方々へのリスペクトは歌のどこかには必ず入れたいな、と思いどの曲も歌わせていただきました。


―いずれもFantôme Irisのフェリクス・ルイ=クロード・モンドールとして歌うにあたり、どのようなことを意識されましたでしょうか。

収録の時に口癖のように自分が言ってるのが『フェリクス感』というワードでして、『これだとフェリクス感がまだないんです。今、このタイミングではフェリクスはこうやってこういう動きをしてるんです。だから歌でもこう表現したい!』みたいな感じに…(笑)。
とにかく時間の許す限り、自分の実力で可能な限り、私の想像の中でライブしているフェリクスの姿と歌を再現するためにスタッフの皆さんには自分が納得できるまで何度も付き合ってもらっています。いつも本当にすみません。ありがとうございます……!


―ボイスドラマ「histoire des vampires」ではライブ・ロワイヤル・フェスの前日譚が描かれています。このエピソードを演じてみた感想をお聞かせください。

もうちゃんとした大人だからこそ、目指したい夢と現実、色々な事との葛藤。そして常にこれが最後のチャンスとして戦いに臨んでいるところがあるんですよね。
そういった彼らの覚悟、未来への不安や希望が垣間見えるドラマだったので、役者という仕事をさせてもらっている身としても演じていて凄く感じるものがあるお話でした。


―2021年初春「アルゴナビス from BanG Dream! AAside」配信に向けて、Fantôme Irisの露出も増えてくると思います。今後の展開に向けての意気込みをお聞かせください。

応援してくれているナビの皆さんや眷属達が楽しめるように、リリースまでにまだまだ色々な展開がされていくと思います。
いつだって全力で楽しい事を届けていきますので、一緒に同じ気持ちを感じてもらえると嬉しいです。
これからも応援よろしくお願い致します!

 

―ありがとうございました。

 

Fantôme Iris デジタルシングル『histoire』


配信サイト:https://lnk.to/f_histoirepp