『アルゴナビス from BanG Dream! AAside』に登場するバンド『Fantome Iris』、『風神RIZING!』、『εpsilonΦ』の3バンドの楽曲が収録されたオムニバスミニアルバムが12月9日(水)に発売された。
3バンドにとって初のCDとなる本作について、各バンドのボーカルを務める3名にコメントをいただいた。
Fantome Iris フェリクス・ルイ=クロード・モンドール役 ランズベリー・アーサーさん
―『銀の百合』リリースおめでとうございます。『銀の百合』は最初に公開されたFantome Irisの楽曲であり、バンド自身を表した曲になっていますが、初めてこの曲を聞いたときどのように感じましたか?
ゲーム音声の収録前でまだフェリクスの事をよく知らず、尚且つ『銀の百合』を収録したのが既にかなりの曲数を録ってからだったんですが、「あぁ、Fantome Irisってこの世界観なのか…!」と、それまでスタッフさんと手探りで埋めていたパズルのピースが大分ハマった感じがしました。
―Fantome Irisの世界観を表現するために意識したことや、曲を収録した感想をお聞かせください。
ファントムの楽曲の大半の収録時にはまだキャラクターの詳しい事やシナリオを知らない段階だったので、自分なりにフェリクスという人物を想像し、カバー楽曲のラインナップやファントムアレンジされたインスト音源を聴いて、どの曲を歌ってても自分なりの“フェリクス感”を成立させて人間的にブレのないよう。そしてFantome Irisの世界を想像してもらえるよう、守りの部分を意識しました。
今はもうゲーム収録もある程度進んで役もつかめてバチッと定まったので、これから録る楽曲は初期に作った自分なりの“フェリクス感”というものを、更に何倍も膨らまして攻めていきたいですね。
―【Atype】のFantome Iris盤にはカバー曲『誘惑』が収録されています。この曲で意識されたところなどあればお聞かせください。
子供の頃にCDも買って何度も何度も聴いていた大好きな曲で、『誘惑』はTERUさんの歌が体にしみ込んでいたのでそこを取り払うのに少し苦労しました。
カバーなので歌い方にアーティストの方へのリスペクトは残したいけど、Fantome Irisもバンドマンで同じアーティストなので、ファントム色を消したものにはしたくない。なので、単純なコピーにはならないよう意識しました。
サビの wow wow~♪ のところなんかはファントムだと Ho~♪ みたいなニュアンスで歌ったら、現場で「フェリクスは Ho~♪ でいくんですね(笑)」なんて言われたのを覚えています(笑)。
―CDに収録されている他の2バンド「風神RIZING!」、「εpsilonΦ」のバンド/楽曲に対する感想をそれぞれお聞かせいただけますでしょうか。
フウライはとにかく騒いで一緒に楽しみたい楽曲が多いんで、ライブでタオル振り回したりして盛り上がりたいです(笑)。
イプシはツインボーカルの魅力とその音楽性でがっつり魅せるバンドだと思うんで、ボーカル二人がライブで歌う姿をみてみたいです。絶対好きになるので。
―最後に皆さんにひとことお願いします。
どのバンドも個性的で、本当に格好良い楽曲が揃っています。
アプリのリリースも目前!更に盛り上がっていくアルゴナビスをこれからもよろしくお願い致します!
風神RIZING! 神ノ島風太役 中島ヨシキさん
―『バンザイRIZING!!!』リリースおめでとうございます。フウライらしい元気さと前向きさが詰まった曲ですが、曲の感想をお聞かせください。
まさに、風神RIZING!を象徴する楽曲となっています!明るく楽しく、彼らの元気とやりたい音楽が伝わる1曲です。
―とことん元気で前向きな曲ですが、この元気さを出すために収録の際に行ったことや意識したことなどありますか?
とにかく体当たりでした。細かい技術も意識しましたが、ノリと歌詞の意味を大事に、ラストまで全力疾走しています。
―【Btype】の風神RIZING!盤にはカバー曲『HOT LIMIT』が収録されています。この曲を収録した感想をお聞かせください。
誰もが知る伝説の曲!カバーできると聞いたときは、演者としてうれしかったです。風太として歌わせていただいた結果、爽やかなフウライらしいアレンジになったと思います。
―CDに収録されている他の2バンド「Fantome Iris」、「εpsilonΦ」のバンド/楽曲に対する感想をそれぞれお聞かせいただけますでしょうか。
どちらのバンドもフウライにはない音で、かっこいいです。同じ曲をカバーしたとして同じようには絶対にならない個性の詰まったCDになっていると思います!
―最後に皆さんにひとことお願いします。
フウライお披露目と同時に皆さんに聞いていただいた『バンザイRIZING!!!』が、ようやくフルサイズ聞いていただける!
フウライはもちろんですが、隅から隅までこのCDをたのしんでいただきたいと思います!
εpsilonΦ 宇治川紫夕役 榊原優希さん
―『光の悪魔』リリースおめでとうございます。「世界を弄ぶ無邪気な悪魔」というεpsilonΦのキャッチコピーそのままの曲ですが、曲を収録した感想をお聞かせください。
紫夕くんと話せたような収録でした。彼をトレースして表現する中で自分も想定していなかった様な表現が出てくる瞬間もあり、「そっか、そうなんだね。」と、会話出来たような気がします。
―狂気と二面性を感じさせる曲ですが、聴きどころやお気に入りのポイントはありますか?
紫夕くんの中に生まれた『何か』が曲の進行に伴い彼自身さえ喰らって膨張するかのような、その流れが好きです。
『何か』、そして『何かが喰らってしまった何か』を考えるほどグッときます。
―【Ctype】のεpsilonΦ盤にはカバー曲『ロキ』が収録されています。この曲を収録した感想をお聞かせください。
「世界を弄ぶ無邪気な悪魔」の根源に迫るのが『光の悪魔』なら、『ロキ』は世界を弄んでいる最中な収録でした。
紫夕くんならεpsilonΦを利用してどう魅せるのか考えるのが楽しかったです。
―CDに収録されている他の2バンド「Fantome Iris」、「風神RIZING!」のバンド/楽曲に対する感想をそれぞれお聞かせいただけますでしょうか。
これは全てのバンドに思う事ですが、「こんなにも彼らの描くものが表せるんだ!」という思いです。
曲に彼らが散りばめられていて、気付くと彼らに惹かれてしまう……聴いていて凄く熱いです。
―最後に皆さんにひとことお願いします。
僕にはどのバンドもまだまだ謎が多い印象があるのですが、そんな中でもそれぞれのバンドの世界が凄く鮮烈に描き出されたCDになっていると思います。
よろしければぜひ、彼らに魅せられて下さい!
『銀の百合/バンザイRIZING!!!/光の悪魔』
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【試聴動画】「銀の百合/バンザイRIZING!!!/光の悪魔」(12/9発売)