スマートフォン向けリズムゲーム「D4DJ Groovy Mix」より、お嬢様学校で知られる有栖川学院高等部の1年生が結成したユニット・Lyrical Lilyの1st Single『吾輩よ猫であれ』が12月16日(水)にリリースされた。Lyrical Lilyの可愛さを全面に押し出した本作について、桜田美夢役・反田葉月さんにインタビューを行った。
―Lyrical Lily 1st Single『吾輩よ猫であれ』リリースおめでとうございます。
まずは反田さん自身と反田さんが演じる桜田美夢について簡単にご紹介いただけますでしょうか。
私が演じる桜田美夢ちゃんはすごい優しい子です。ユニットの中だといたずらをする胡桃ちゃん、みいこちゃん、それを怒る春奈ちゃん、怒られた二人に「美夢ちゃ~ん」と助けを求められるのが美夢ちゃん、という関係になってます。
美夢ちゃんは、聖歌隊に所属しているくらい歌がすごく好きで、私も小学校の時から歌うことがずっと好きだったので、そこが私と一番似ているところですね。
―表題曲『吾輩よ猫であれ』はどのような曲でしょうか。
とにかく可愛いんですよ!
曲の中で「にゃん」っていっぱい言うんですけど、とにかく曲があざといんですよね!
―あざといんですね(笑)
あざといんです!合いの手で「にゃん」、サビでも「にゃんにゃん」って言うんです!
そこにLyrical Lily(以下:リリリリ)の可愛さがたっぷり詰まっています。間があれば「にゃん」って言ってるので、何回「にゃん」って言ってるか、ぜひ聴いて数えてみてください (笑)。
ライブの振り付けも猫の手で踊っているので、すごく可愛くて盛り上がる曲です!
―歌詞の内容は恋の歌なんですよね。
そうなんです。でも恋っていう恋ではないのかなと思います。
DJもそうですけど、4人はお嬢様だからやったことのないことが多いんですよ。
そういう経験したことのない中から、キラキラして憧れるものの一つが、恋なのかなって思います。
だから恋をしているわけではなく、恋にあこがれて作った曲って感じですね。
―でも「生きることって どういうことだろう?」とかふと考えさせられるフレーズも入っている。
そうなんですよ。リリリリの曲って、可愛いとかカッコいいだけじゃなくって、文学的で不思議なところがあるんです。そこが私はすごく好きです。
―そういう頭に残る部分があって、「にゃんにゃん」も耳に残るので、すごく中毒性がありますよね。
ホントにあります!中毒性!
頭の中でずっと「にゃんにゃんにゃんにゃん」鳴ってて、気付いたらめっちゃ口ずさんだりします!(笑)
―カップリングの『銀河鉄道の夜に』はどのような曲でしょうか。
この曲はカッコよさが強めの曲かなって思います。
文学的な言葉がたくさんあったので、中村先生にレコーディングのときに意味を質問しました。
「本当のさいわいはなに?」とか、「だけど僕は 天の川の話に夢中だった。」とか、どういうストーリーなんだろうって気になりました。
月刊ブシロードで連載されている「リリカルなリリック」にエピソードは描かれているんですけど、不思議と惹き付けられる世界観で、でもすごくカッコいい曲なんです!
あと、この曲にはラップもあるんです!
―ラップは本当に聴きどころですね。
そうなんですよ!急にテンポ感も変わって、私達にとっても挑戦だったと思います。
ゲームでは聴けない部分なのでぜひCDやLIVEで聴いていただきたいです。
―ちなみに曲の元になっている「銀河鉄道の夜」を読んだことはありましたか。
教科書に載ってたので、小学校の時に授業でやった記憶があります。
あと、これを機に読んだんですよ。
そしたら「すごい!いい部分を使わせてもらってる!」って分かって、すごく感動しました。
気になる部分や重要な部分が歌詞にポンって入っているので、「銀河鉄道の夜」を知っている方が聴くとピンとくるところがたくさんあると思います。
―そちらにも触れると、Lyrical Lilyの4人がどのようにこの曲を作ったんだろうというところまで見えてくるかもしれませんね。
ホントにそうですね。書かれていないLyrical Lilyのストーリーもどんどん見えてくると思います。
―Lyrical Lilyの桜田美夢として歌うにあたり、今までと違った点や意識している点はありますか。
Lyrical Lilyはカッコいい歌も歌うし、可愛い歌も歌うし、ちょっと昔の曲も歌ったりするので本当に変幻自在です。
『吾輩よ猫であれ』では可愛いを追求したり、『銀河鉄道の夜に』では幻想的なイメージに合った歌い方をしたり、曲のイメージが伝わるように美夢ちゃんと一緒に色んな歌い方を挑戦するのがリリリリかなって思います。
―Blu-ray付生産限定盤には「MixChannel Presents D4DJ CONNECT LIVE」の映像が収録されています。このライブがLyrical Lilyの初お披露目でしたが、ライブの感想をお聞かせいただけますでしょうか。
初ステージなのでメンバーみんなガチガチでした。無観客とはいえお客さんにたくさん見られるので、すっごい緊張して、立ち位置だったり細かいところを最後の最後まで確認して臨みました。
本番は緊張で頭が真っ白だったんですけど、あとから思い返してみるとすごく楽しかったし、見てくださった方々の優しい言葉がすごく心に沁みました。
4人でとにかく笑って、可愛さを伝えようって話して臨んだ、初々しさが詰まってたライブだと思います。
―オンラインで初お披露目って緊張しましたよね?
そうですね、どんな感じなんだろうって思って。
オンラインだったので、とにかくカメラに集中して、画面越しでも楽しさを皆さんに伝えられるように、振りとか、歌う時の表情とかを自分が思っている倍で表現しました。
―ライブ映像で見てほしいところはやっぱり可愛さですかね?
可愛さですね!初々しさがめちゃくちゃ詰まってるので。
でも、オリジナル曲もカバー曲も歌ってますし、振りもLIVE本番ギリギリまでみんなで合わせてたので、リリリリの可愛さも見つつ、4人の頑張っているところも見てもらえたらなぁって思います。
【Blu-ray試聴動画】Lyrical Lily 1st Single「吾輩よ猫であれ」LIVE映像
―『吾輩よ猫であれ』は先日の「グルミク Presents D4DJ D4 FES. ~LOVE!HUG!GROOVY!!~」で初披露でしたが、反応はいかがでしたか。
「にゃん」っていう振り付けを会場のみんなにもやってもらいたくて「やってやって!」って目で訴えたんですけど、やってくれた方もいれば、ちょっと恥ずかしがっている方や「いや、これはできないよ」っていう方もいて。それでもめげずに「やってやって!にゃんにゃん」ってやり続けました(笑)。
みなさんにすごくやって欲しいので、次にLIVE でお披露目するときは「にゃんにゃん」していただきたいなって思います!!
―じゃあ、読んでくれた人がやってくれるようしっかり書いておきますね。
はい、
「にゃんにゃんにゃんにゃんしてください」
と大きく書いてください!お願いします。
―『銀河鉄道の夜に』も初披露でしたね。
「グルミク Presents D4DJ D4 FES. ~LOVE!HUG!GROOVY!!~」は、盛りだくさんなライブでした。
『吾輩よ猫であれ』で可愛い空間を披露した次に幻想的な『銀河鉄道の夜に』だったので、最初の私の振りから一気に世界を変えられるように頑張りました。
そして、『銀河鉄道の夜に』は世界観が作りこまれているので、それを表現できるように意識しました。
―ライブは今後もあると思いますが、D4DJプロジェクトで今後挑戦したいことはありますか。
リリリリで冠番組をやりたいです!
色々と挑戦させて頂いて、今はラジオをリリリリで頑張っているところなので、次はリリリリでテレビに挑戦したいですね。
―それでは最後に読んでくださっている方にひとことお願いします。
Lyrical Lily 1st Single『吾輩よ猫であれ』、リリリリの良さが可愛いもカッコいいもメチャクチャ詰まっているので、ホントにたくさんの方に手に取っていただきたいです。
ジャケットから可愛さが詰まっていて、「にゃん」ってやってるんですよ。
もう可愛すぎる!あざとい!リリリリはあざといです、ホントに!
『吾輩よ猫であれ』には可愛さが詰まっているじゃないですか。なのに!『銀河鉄道の夜に』でまた世界観が変わって、本当にいろんなリリリリがぎゅっと詰まっているので、たくさんの人に聴いていただきたいです!
ぜひ、Lyrical Lily 1st Single『吾輩よ猫であれ』よろしくお願いします!
―ありがとうございました。
Lyrical Lily 1st Single『吾輩よ猫であれ』
【試聴動画】Lyrical Lily 1st Single「吾輩よ猫であれ」(2020.12.16発売!!)